Windows のスタートスクリーンに自動回転オンオフのアイコンを作る
Windows タブレットを使っていると、画面の自動回転機能の有効/無効を切り替えたくなることがあります。標準機能では
- チャームを出す
- 「設定」を押す
- 「ディスプレイ」を押す
- 自動回転オンオフのアイコンを押す
でできるのですが、4回操作が必要なことと、7インチタブレットではアイコンが小さくて押しにくいことからスタートスクリーンに自動回転の有効/無効を切り替えるアイコンを置けないか考えてみました。
方法
調べてみたところ、Windows キーを押しながら o キーを押すことで自動回転機能の有効/無効の切り替えができることがわかりました。タブレットにはキーボードがないし、スクリーンキーボードを出すのは手間なので、AutoHotkey のスクリプトで Win+o キーのキーコードを送ってみることにしました。
- AutoHotkey をインストールする
- メモ帳などで以下のテキストファイルを作成し、例えば C:\etc\autorotation.ahk として保存する
Send #o Send {LWin}
- デスクトップ等に "C:\Program Files\AutoHotkey\AutoHotkey.exe" へのショートカットを作成する
- ショートカットを右クリック(長押し)し、プロパティを開く
- 「リンク先」の末尾に C:\etc\autorotation.ahk を追記して OK をクリックする
- ショートカットを右クリック(長押し)し、「スタートにピン止め」をクリックする
これで、スタートスクリーンに自動回転機能の有効/無効を切り替えるアイコンができます。現在、回転が有効か無効かがわからないのが難点ですが(アイコンをクリックすると画面左上に切り替え後の状態は表示される)、個人的にはずいぶん便利になりました。